「アクリルは少し予算が厳しい」「屋外で使いたい」「手軽に試してみたい」——そんな方にとって、ネオンチューブサインは有力な選択肢です。この記事では、正直なメリット・デメリットを含めてお伝えします。
ネオンチューブサインの基本
シリコン製の柔らかく曲げられるチューブの中にLEDを配置した製品です。チューブ自体が光を拡散する役割を果たし、ネオン管風の見た目を実現します。動作電圧はDC12VまたはDC24Vで、コンセントにACアダプターを挿すだけで手軽に使えます。
チューブは裏側のアクリル板に固定されており、このアクリル板が土台の役割を果たします。土台の形状は四角形・丸形・文字の形など、デザインに合わせて自由に選べます。
筆記体・曲線を含むデザインはネオンチューブサインが得意です。チューブを自由に曲げて成形できるため、アクリル削り出しでは再現しにくいフォルムにも対応できます。
塩ビ製とシリコン製の違い
ネオンチューブには塩ビ(PVC)製とシリコン製があります。市場には安価なPVC製が多く出回っていますが、品質に大きな差があります。
| 項目 | 塩ビ(PVC)製 | シリコン製 |
|---|---|---|
| 柔軟性 | やや硬め | 非常に柔らかい |
| 耐候性 | 普通 | 高い(屋外向き) |
| 発色 | 普通 | やや良い |
| 価格 | 安い | やや高め |
| 寿命 | 短め | やや長め |
| 用途 | 屋内中心 | 屋内・屋外両用 |
TKBネオンではシリコン製を標準として採用しています。耐久性・発色・安全性のバランスに優れており、屋外設置にも対応できます。
発色について正直な評価
ネオン風LEDサイン(アクリル製)と比較すると、発色に差があります。
アクリルは素材の透明度が非常に高く光を均一に拡散するのに対し、ネオンチューブサインはチューブ素材の不透明感が独特の柔らかい光質を生み出します。
特に白色系では、アクリルの「透き通るような白」に対し、チューブは「やや温かみのある白」になります。発色の鮮明さより「柔らかい雰囲気」を重視する空間では、ネオンチューブサインの光質が合う場合があります。
高級感・鮮明な発色を求めるならネオン風LEDサイン、コストを抑えたい・柔らかい光質・アジアンテイストやレトロな屋内空間を求めるならネオンチューブサインが向いています。
電源・調光の選び方
| 用途・サイズ | 推奨電源 | 特徴 |
|---|---|---|
| 小型・コンセント接続 | DC12V ACアダプター(〜24W) | 手軽・低コスト |
| 中型サイン | 産業用スイッチング電源(120W) | 安定・防水対応 |
| 大型・複数連結 | 産業用スイッチング電源(240W) | 大容量・高信頼性 |
ACアダプター付きの場合は、コンセントに接続するだけなので電気工事士の資格は不要です。スイッチング電源を使用する場合は、電気工事士による接続工事が必要になります。
また、調光器を組み合わせることで明るさの調整が可能です。時間帯や雰囲気に合わせて光量を変えたい場合は、調光対応の電源との組み合わせをご相談ください。
施工のしやすさ
ACアダプター付きのネオンチューブサインは施工が非常に簡単なのも大きなメリットです。付属のACアダプターをコンセントにつなぐだけで点灯します。電気工事士の資格は必要ありません。
取り付けは、ボルト・ビス・接着剤などで固定するのが一般的です。壁面の素材や状況によって固定方法が変わるため、施工会社様とご相談ください。
商業施設など、電源スイッチで一括管理したい場合は、スイッチング電源を組み込んだ納品にも対応しています。ご希望の場合はお問い合わせ時にお申し付けください。
ネオン風LEDサインとの使い分け
発色・高級感・SNS映えを重視するならネオン風LEDサイン(アクリル製)、コストを抑えて実用的に使いたい場合はネオンチューブサインという使い分けが基本です。
同じ店舗内でも「メインのロゴサインはネオン風LED、サブ装飾はネオンチューブ」という組み合わせも有効です。
まとめ
ネオンチューブサインは、コストパフォーマンスと手軽さに優れた実用的なサインです。
コスト重視・筆記体や曲線デザイン・アジアンテイストやレトロな雰囲気を求める屋内空間には、ネオンチューブサインが適しています。
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