LED看板の取り付け方法|ボルト・ビス・接着剤の違いと施工のポイント

「LED看板を注文したら、取り付けはどうすればいい?」「自分でできる?業者に頼む必要がある?」——この記事では、チャンネル文字・ネオン風LEDサイン・ネオンチューブサインの取り付け方法を、壁面素材ごとの注意点・電源接続の要件・よくある失敗例まで含めて解説します。

※実際の取り付け方法は、サインのサイズ・重量・設置環境によって異なります。以下は一般的な方法の解説です。TKBネオンでは最適な方法を個別にご提案しています。

目次

まず確認:電気工事士の資格は必要か?

LED看板の取り付けで最初に確認すべきことは、電気工事士の資格が必要かどうかです。資格の要否は製品タイプによって異なります。

製品タイプ電気工事士の資格理由
チャンネル文字(独立型)必要1文字ごとに結線工事が必要
ネオン風LEDサイン必要直接結線が必要
ネオンチューブサイン(ACアダプター付き)不要コンセントに挿すだけで点灯
チャンネル文字(一体型・背面板付き)不要※結線済み・コンセント接続のみ

※一体型の資格要否は設置環境によって異なる場合があります。詳しくは下記FAQをご参照ください。

一次側・二次側の区別について:スイッチング電源を使用する場合、AC100Vからスイッチング電源まで(一次側)は電気工事士の資格が必要ですが、スイッチング電源からサインまで(二次側・DC配線)は資格なしで作業可能です。

チャンネル文字・ネオン風LEDサインは電気工事士による施工が必須です。自分で取り付けようとすると法律違反になる場合があります。

取り付け方法の種類

LED看板の固定方法には大きく3種類あります。実際の施工ではこれらを組み合わせて使います。

方法特徴向いている場面
ボルト+ナット固定壁に穴を開けてボルトを通し裏からナットで締める。最も強固中〜大型サイン、屋外、長期設置
ビス固定壁面に直接ビスをねじ込む裏側に手が回らない壁面、小〜中型サイン
接着剤・両面テープ単独では強度不足。ボルト・ビスとの併用が基本補強用途のみ

接着剤・両面テープ単独での固定は推奨しません。重量サインの落下事故につながる場合があります。

製品タイプ別の取り付け手順

チャンネル文字の取り付け方法

チャンネル文字には独立型(1文字ずつバラバラ)と一体型(背面板に固定済み)の2種類があり、取り付け方法が異なります。

独立型(1文字ずつ取り付ける場合)

  1. 付属の取付用原寸原稿(位置決めシート)を壁面に貼る
  2. 原稿に合わせて壁面に穴を開ける
  3. ボルトまたはビスで1文字ずつ固定する
  4. 接着剤・両面テープで補強する
  5. 電気工事士が結線工事を行う
  6. 屋外の場合はボルト穴・配線穴をコーキングで止水処理する

一体型(背面板ごと取り付ける場合)
背面板ごと壁に固定し、コンセントに挿すだけで完了します。電気工事士の資格が不要で、施工が非常に簡単です。

ネオン風LEDサインの取り付け方法

アクリルに直接ビスを打つと割れる恐れがあります。そのため、製品の裏面にあらかじめねじ穴加工(スタッドボルト埋め込み)が施されています。壁に穴を開けてボルトを通し、裏側からナットで締めます。接着剤を補助的に使うのが基本です。

サインの重量・サイズによっては金属ナットの埋め込みなどより強固な固定に変更する場合があります。電気工事士による結線が必要です。

ネオンチューブサインの取り付け方法

チューブが裏側のアクリル板(土台)に固定されています。土台ごと壁面にボルトや飾りビスで取り付けます。ACアダプター付きモデルはコンセントに挿すだけで使えるため電気工事士の資格は不要で、最も手軽に設置できます。

施工方法・設置環境の相談も無料で承っています

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新築vs既存建物:施工タイミングで変わる注意点

新築・改装工事中に取り付けるか、完成後に取り付けるかで施工の難易度と費用が大きく変わります。

工事中に設置する場合(推奨)

壁の仕上げ前に配線を壁内に埋め込めるため、配線が外から見えません。電源ボックスの設置スペースも確保しやすく、仕上がりが最も美しくなります。

完成後の既存建物に設置する場合

壁が仕上がっているため配線を壁内に埋め込めず、コードが露出する場合があります。見栄えを良くするには配線カバーを使うか、天井裏・壁内を通す二次工事が必要になることもあります。後から設置すると費用が高くなるケースが多いため、店舗の設計・施工段階でLED看板の設置を計画しておくのがベストです。

新築・改装工事中に看板の設置を計画しておくと、配線が隠れて仕上がりが美しく、工事費用も抑えられます。

壁面の素材別・施工のポイント

壁面の素材によって適切なアンカー・ビスの種類が変わります。仕上げ材(表面)ではなく、奥の躯体(柱・鉄骨・コンクリート)に固定するのが基本です。仕上げ材だけに固定すると重さや風圧に耐えられず落下の危険があります。

  • コンクリート:最も強固で安心。適切なアンカーで確実に固定できます
  • ALC(軽量気泡コンクリート):中が気泡構造のため、専用のALCアンカーが必要な場合があります
  • 石膏ボード:ボード単体では強度が不足。裏の間柱(下地)への固定が推奨されます
  • サイディング:表面材だけでは看板を支えられない場合があります。奥の胴縁・柱まで届く固定方法が必要です
  • タイル:タイル本体に穴を開けると割れるリスクがあります。目地を狙うのが基本です
  • ガラス・金属パネル:専用の固定方法が必要な場合があります。事前に施工業者への相談を推奨します

いずれも施工方法は現場の状況によって判断が必要です。壁面の素材がわからない場合は、施工業者に現地確認を依頼するのが最も確実です。

電源の接続方法と注意点

接続方法資格対象製品
ACアダプター → コンセント不要ネオンチューブサイン(ACアダプター付き)
スイッチング電源 → 電源幹線電気工事士必要大型サイン、商業施設向け
直接結線電気工事士必要チャンネル文字(独立型)、ネオン風LEDサイン

電源装置(スイッチング電源)は放熱しやすく・メンテナンスしやすい場所に設置してください。熱がこもると寿命が大幅に短くなります。将来の交換を見越して、作業しやすい場所に設置しておくことが重要です。

屋外設置の注意点

  • 止水処理:ボルト穴・配線穴はコーキング(シーリング材)で必ず止水してください。放置すると建物内部に雨水が侵入し、腐食の原因になります
  • 風圧対策:面積が大きい看板ほど風圧を受けます。高所・強風の場所では補強金具の追加を検討してください
  • 防水仕様の確認:屋内用製品を屋外に設置しないでください。防水仕様で製作された製品であることを事前に確認してください
  • 電源装置:防水仕様のものを使用するか、防水ボックスに収納してください
  • 高所作業:足場や高所作業車が必要になる場合があります。安全のため専門業者に依頼してください

施工はどの業者に頼む?

  • 看板施工業者:看板の取り付けに最も慣れており確実。壁面素材・固定方法の判断も的確です。まず相談する先として最適です
  • 内装業者・工務店:店舗の内装工事と同時に依頼できます。工事中の設置を計画している場合に向いています
  • 電気工事店:結線工事が必要な場合に依頼します。看板の取り付け自体は別業者との分業になることが多いです

TKBネオンでは全国の提携施工業者による取り付け手配も承っております。施工業者を別途探す手間を省けますので、お気軽にご相談ください。

製品に付属するもの

  • 取付用原寸原稿(位置決めシート):壁面に貼って穴の位置を決めるテンプレートです。これがあることで穴あけ位置のミスを防げます
  • スタッドボルト:文字を壁面に固定するためのボルト
  • 電源アダプター:ACアダプターまたはスイッチング電源(製品による)
  • 配線:電源と製品をつなぐケーブル

※壁内の配線・電源までの延長配線は施工業者にてご用意ください。

よくある質問

Q. 一体型チャンネル文字に電気工事士の資格は必要ですか?

一体型(背面板付き)は工場で結線済みの状態で出荷されます。コンセントに接続するだけで点灯するため、一般的には電気工事士の資格は不要とされています。ただし設置環境や建物の電気設備の状況によっては工事が必要になる場合もありますので、不安な場合はお気軽にご相談ください。

Q. 施工業者の手配もお願いできますか?

はい、TKBネオンでは全国の提携施工業者による取り付け手配も承っております。製品のみの発送も可能ですので、ご都合に合わせてお選びください。

まとめ:取り付けで失敗しないための3つのポイント

  1. 設置タイミングは工事中が理想:完成後の取り付けは配線が露出しやすく費用も高くなります
  2. 壁面の素材を事前に確認する:石膏ボード・ALC・タイルなど素材によって必要なアンカーが変わります
  3. チャンネル文字・ネオン風LEDサインは電気工事士に依頼する:DIY施工は法律違反になる場合があります

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お見積もり・ご相談

LED看板の製作・施工について、お気軽にお問い合わせください。
図面や写真があれば、より具体的なご提案が可能です。

TKBネオンではLED看板の製作・施工相談を無料で承っています

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この記事を書いた人

LEDチャンネル文字・ネオン風LEDに特化した専門メーカーの中の人。
自社で企画・設計を行い、国内で検品・品質管理を経て、全国へお届けしています。
大手商業施設での施工実績、大手チェーン店舗の一括受注実績に加え、社内には1級建築士が在籍。デザインの正確な再現と、安全基準・施工性を考えた製品作りをします。

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