ネオンサインといえば、かつてはガラス管にネオンガスを封入して発光させる「ガラスネオン管」が主流でした。しかし近年では、LEDを使って同様の見た目を再現した「ネオン風LEDサイン」が急速に普及しています。
このページでは、両者の違いを正直に比較します。
一言でいうと
「レトロな温かみ」を最優先にするならガラスネオン管、それ以外はネオン風LEDサインが現実的な選択です。
比較一覧
| 比較項目 | ネオン風LEDサイン | ガラスネオン管 |
|---|---|---|
| 価格 | ガラスネオンの約1/2〜1/3 | 高い(職人の手作業) |
| 寿命 | 約40,000〜50,000時間 | 約10,000〜15,000時間 |
| 消費電力 | ガラスネオンの約1/5 | 多い |
| 安全性 | DC12V・割れない | 3,000〜15,000V・ガラス破損リスクあり |
| 発熱 | ほぼ発熱しない | 高温になる |
| 設置場所 | 屋内・屋外どちらも可 | 主に屋内 |
| 納期 | 約15日〜 | 長い(手曲げに時間がかかる) |
| 修理 | 部分交換が容易 | ガラス管の再製作が必要 |
| 調光・点滅 | 対応可(コントローラー) | 困難 |
| カラー | RGB対応で自由 | ガスの種類で限定 |
| 発光の雰囲気 | 均一でクリアな発光 | 温かみのあるやわらかい発光 |
| 騒音 | 無音 | トランスのジー音あり |
ネオン風LEDサインが選ばれる理由
近年、新規で看板を製作するお客様の大半がネオン風LEDサインを選ばれています。
① コストパフォーマンスが圧倒的に高い
ガラスネオン管は職人が1本ずつガラスを手曲げして製作するため、製造コストが高くなります。一方、ネオン風LEDサインは工場で効率的に製造できるため、同じサイズ・デザインでも約1/2〜1/3の価格で製作可能です。
② メンテナンスの手間が少ない
ガラスネオン管は衝撃で割れるリスクがあり、割れた場合はガラス管全体を再製作する必要があります。ネオン風LEDサインはシリコン素材で割れず、万が一の故障時も部分交換で対応できます。
③ 安全性が高い
ガラスネオン管は高電圧(3,000〜15,000V)で動作するため、設置・メンテナンス時に感電のリスクがあります。ネオン風LEDサインは低電圧(12〜24V)で動作し、発熱もほとんどないため、お子様が触れる場所や人が近づく場所にも安心して設置できます。
④ 省エネルギー
消費電力はガラスネオン管の約1/5。電気代の節約はもちろん、環境負荷の低減にもつながります。24時間点灯する店舗サインでは、この差は非常に大きくなります。
ガラスネオン管が適しているケース
一方で、以下のケースではガラスネオン管の方が適している場合もあります。
ヴィンテージ感・レトロ感を最優先にする場合
ガラスネオン管にしか出せない「温かみのあるゆらぎ」は、バーやレトロテイストの店舗で根強い人気があります。雰囲気にこだわりがある場合は選択肢になります。
既存のガラスネオンサインの修理・復元
すでにガラスネオン管のサインがあり、同じ雰囲気を維持したい場合は、ガラスネオンでの修理・復元が適しています。
なお、TKBネオンではガラスネオン管の製作は承っておりません。
まとめ:どちらを選ぶべきか
コスト・安全性・寿命・省エネのすべてでネオン風LEDサインが上回ります。
ガラスネオン管を選ぶ理由は「レトロな温かみの雰囲気」にこだわる場合のみです。
お見積もり・ご相談
「ネオン風LEDとガラスネオン、どちらがいいかわからない」という場合も、お気軽にご相談ください。
図面や写真があれば、より具体的なご提案が可能です。
